ペット可を超えたペット共生マンションとして展開するLIFEED。特に、獣医師監修のもと猫の健康に配慮した付帯サービスが充実しています。今回はLIFEEDのプロデュースにあたって、監修でご協力いただいた白岩千鶴子先生にLINE相談のサービスを作った経緯や想いを伺いました。
愛猫の様子がいつもと違う！そんな時どうする？
いつもは、朝、「おなかがすいた！」とごはんを要求しながら飼主を起こしに来る愛猫が、最近は起こしに来ないし、少し食欲も落ちてきているように感じる等、何かいつもと愛猫の様子が違うと感じた経験はありませんか。「たまにはそういう事もあるだろうし、少し様子をみてみよう」と思いつつも、そういえば、最近フードを変えたのが合わなかったのかもしれない、うんちの臭いが変わったような気がする、病気の前触れかもしれない、病院に連れて行った方がいいのかななど気になること、不安なことが次々と頭に浮かんでくるかと思います。そんな時、不安を解消する方法として、まずはインターネットで愛猫の状態に関して検索する方も多いのではないでしょうか。
インターネットで検索するのは良い手段？
インターネットは、基本的な情報を得るには良い手段で、一般的な猫の飼い方や病気について調べることができます。しかし、中には、間違った情報が記載・拡散されていたり、不安を煽りサプリメントやフードを販売するサイトも見受けられます。
また、同じ病気であっても、猫によって症状の出し方が違ったり、猫は言葉を話せないため、飼主の主観で愛猫の症状に関する検索ワードを選んでしまい、間違った検索、結論を導いてしまうこともあります。そのため、インターネットにだけ頼ろうとするのは、避けた方が良いかと思います。
いつもと様子が違う場合はすぐ動物病院に行った方が良い？
犬の場合、普段から散歩で外に出るのに慣れていますし、散歩コースで、かかりつけの動物病院の前を通ることもよくあります。そのため、何かしら愛犬の健康に不安・気になることがある時、躊躇なく動物病院に連れて来る飼主の方が多くいらっしゃいました。
しかし、猫の場合、散歩に行く習慣もほとんどないため、外出に慣れていないのが大半です。そのため、飼主としても、慣れないことをすることで、愛猫にストレスをかけたくない、怖がらせたくない、嫌な思いをさせて嫌われたくないという思いから動物病院へ行くことに躊躇している方に多く出会っております。
それでも心配だからと愛猫をすぐに動物病院に連れて行ったとしても、検査等で異常が認められない場合も、もちろんあります。飼主の中には、愛猫にストレスをかけ、辛い思いをさせ申し訳ない気持ちになってしまう方もいるかもしれません。しかし、ほんの数日、愛猫の食欲が落ち、元気もなかったのは気にはなっていたけれど、愛猫が病院に行くのを嫌がるので、飼主が自宅で様子を見ていたところ、尿管結石による急性腎不全で、命に関わる状況に陥っていたという場面に何度も遭遇したことがあります。
そのため、飼主の方には、愛猫の健康面で気になることがあったら、すぐに動物病院に相談してもらいたいのですが、獣医師・病院と気軽にコミュニケーションを取れる環境が整っていない、という課題が挙げられます。
いつでも気軽に獣医師に相談できる環境があると安心
「愛猫の具合がなんだか変！」と気づいた時に、飼主が、愛猫の問題点は何で、どのような状態だったら病院に連れていくべきかを明確に把握できていないと、不安感でいっぱいになってしまうものです。
今回、なんとなく食欲がないという相談を例にしてみましょう。
獣医師からは、食欲低下に気づいた時期、元気の有無、フードの内容、変更の有無、排尿、排便の状態や嘔吐がないか、熱っぽくないかなどの一般的な質問から始まり、来客や近くで工事などはなかったかなどのメンタルに関わる質問、毛玉や誤食の可能性はなかったかなどと系統立てて質問していきます。そうすることで皆さんの意識していなかった問題を見つけることができるのです。
たとえば、「お花を飾っていませんでしたか？」と獣医師に聞かれて初めて「そういえばユリを飾っていて、少しかじっていました！」という話が出てきたりします。飼い主にとってはかわいく見える一幕かもしれませんが、これは緊急事態です！ユリは植物全体に毒性があるため、猫にとっては大変危険で、どの部分を食べても急性腎障害で命を落とす可能性があります。早急に動物病院に行っていただかなければなりません。飼主の方がフードを変えたから食欲がないのかなと思っていても、このように死に至る危険が潜んでいるケースもあるのです。
通常ならば病院に連れていくまで数日様子をみて命をおとしてしまうかもしれない事でも、愛猫を病院に連れて行かずとも、獣医師に気軽に相談できる環境があることで早めに対処できることもあります。
LIFEEDなら、入居者特典でいつでも気軽に獣医師にLINEで相談が可能
LIFEEDの入居者様はおうちの猫に心配事がある場合、やみくもにインターネットで検索して不安になる必要はありません。無料でいつでも獣医師にLINEで相談ができます。。入居時に愛猫のカルテを作成し、これまでの病気の記録や、毎月の訪問診療の結果、その他診療の履歴などを残しております。やLINEで相談してもらえれば、愛猫の情報をすぐに確認のうえ、相談に乗ってもらえるので、いちから既往歴などを共有する手間も必要もありません。愛猫のことを良く知っている獣医師が愛猫の体調管理を二人三脚でサポートしてくれる安心感が得られる住まいはLIFEEDだけではないでしょうか？
白岩千鶴子先生コメント
動物病院には交通事故や病気で瀕死の野良猫、重い病気が発覚して飼育放棄された犬猫たちなどが連れてこられます。新しく家族がみつかり幸せに暮らす動物たちも多いのですが、性格的にも病気的にも難しい子たちはなかなか新しい家族が見つからず、病院で預かる期間が長くなるうちに私の心を鷲掴みにしてしまうのです。そうして、我が家では常に10匹近くの犬猫と暮らしています。
動物たちを家族に迎え入れたものの、一筋縄ではいかないような問題が次々と起こり、問題解決のために悩み・考える事も多かったのですが、その経験から問題を抱える飼い主の方や動物たちの思いを深く理解し、解決への糸口を探す力を与えられました。動物たちとの暮らしはいろんな事がおこるけれども、笑顔になる事が多く、かけがえのない存在。恩返しをするため彼らと彼らの種族たちのために微力ながらも発信していけたらと思っております。
