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愛猫にとってうれしいキャットウォークとは?

ペット可を超えたペット共生マンションとして展開するLIFEED。特に、獣医師監修のもと猫の健康に配慮した付帯サービスが充実しています。今回はLIFEEDのプロデュースにあたって、監修でご協力いただいた白岩千鶴子先生にLIFEEDのキャットウォークについて伺いました。

SNS映えするキャットウォークは猫のため?人間のため?

SNS等で「キャットウォーク」や「キャットステップ」(以後まとめてキャットウォークと表記)を検索すると、猫が楽しそうに歩いたりくつろいでいる画像を目にすること、ありませんか。そのようなサイトを見ていると、愛猫のためにも設置したくなってきますよね。オーダーメイドをしたキャットウォークを設置したり、置き型・突っ張り型のキャットタワーを活用、DIYする、家具をうまく配置してキャットウォークスペースにするなど、様々な形のキャットウォークが取り入れられてます。壁を傷つけずに取り付けられるものも増えてきており、賃貸物件にお住まいの方にも身近なものになっているのではないでしょうか。
しかし、SNSなどのキャットウォークを見ていると、中には、「映え」や「オシャレさ」が重視されすぎていて猫にとっての安全性はあまり考慮されていないものもあります。たとえば吊り橋型などの安定性に欠けるもの、デザイン性を重視して滑りやすい素材を使用しているもの、ステップの高低差が猫にとって無理のある設置になってしまっているものなど、猫の習性や気持ち・身体のつくりなどを考えておらず、獣医師目線から見ると心配になってしまいます。

猫にもロコモティブシンドロームはあります!

運動するための能力が不足したり、衰えたりした状態をロコモティブシンドローム(以後ロコモと表記)と言いますが、猫も人間と同様に高齢化が進み、老齢性の運動器障害が出てきます。いつまでもかわいらしく子どものように感じる愛猫の姿に、ご家族の方はロコモの進行に気づかないことが多いですが、「以前と同じように高いところにジャンプしますか?」と具体的な質問をすると、「そういえば、ジャンプしなくなったし、ジャンプするときも躊躇するようになりました。」などとロコモの進行に気づくことがあります。関節炎のある猫は12歳以上で約70%とかなり高確率で、特に着地の時に衝撃をうける手根関節を傷めてしまうことが多く、多くの猫がロコモの痛みを抱えながら暮らしているのです。歳をとってきたから寝ることが多くなってきたと思っていたら、鎮痛剤を与えたら元気になったというケースもあります。おそらく痛みにより動く気力が起きず、更に痛みで眠りが浅くなっていた故に睡眠時間が長くなっていたのでしょう。人間であれば幼いうちの子供は滑り台・砂場などの遊具がある公園で大喜びして遊びますが、遊具には年齢制限や正しい使い方があり、保護者はそれをしっかり守らせて遊ばせています。大人になるにつれ、幼い頃遊具で遊んだ公園も休息や憩いの場となっていき遊具で遊んだりはしなくなります。もし、年齢制限を守らずに老人がジャングルジムに登ろうとしたり、子どもが想定しない使い方をしようとすれば怪我の恐れがあるので周りの人が制止するでしょう。しかし、なぜか猫の場合はいつまでも子供のように思えるのか、年齢を特に気にすることなく同じキャットウォークで遊ばせ続け、実は無理をさせてしまっているという可能性があるのです。歳をとってからや症状が出てきてからやっと関節をいたわって暮らそうとするのではなく、愛猫が若い頃から関節を傷めない家づくりを考えていく必要があるのです。

ではどのようなキャットウォークを設置すればよい?

猫の祖先は木に登って外敵から身を守り、狩りをしていました。今もその習性が残るため、平面を走り回るというよりは上下運動を好みます。上下運動をすることでメタボや運動不足、ストレス解消が出来、ご家族の方も猫も幸せに過ごすことが出来るため、キャットウォークは設置したほうが良いです。ただし、デザイン性重視で安全性が考慮されていないキャットウォークはもちろんお勧めできません。また、ステップ部分だけでなく、飛び降りたときの衝撃が一番関節に負担をかけるので、着地地点や落下する可能性がある場所の床材も工夫をして衝撃が少ないものを選択する必要があります。ステップの高低差は猫の大きさによりますが350mm~400mm以下が望ましく、水平距離も25cm以下を目安にするなど、推奨される高さや距離が有識者の研究によって算出されています。

LIFEEDは獣医師監修なので楽しく、安心!

猫の専門病院を長年やってきて、ご家族が良かれと思って愛猫のために設置した無理のある段差のキャットウォークで遊んで若い頃から関節を痛めてしまう例を多く見てきました。そのため、今回のLIFEED CREAL 広尾では人間目線だけではなく、猫目線で考えて設計し、安全性を考慮したキャットウォークを設置しました。また、床も耐衝撃性があるクッションフロアを選択しており、愛猫の関節に配慮したつくりになっています。祖先から残る上下運動を好む猫の習性に適したスペースを愛猫のために確保しながらも、ご家族にとっては安心して老猫になるまで遊ばせることができるキャットウォークです。関節を痛めてから一生懸命治療に通うのではなく、できるかぎりけがの原因を取り除き、皆様が愛猫と健康に永く楽しく暮らせる家を一緒に考えていければと思っております。

白岩千鶴子先生コメント

動物病院には交通事故や病気で瀕死の野良猫、重い病気が発覚して飼育放棄された犬猫たちなどが連れてこられます。新しく家族がみつかり幸せに暮らす動物たちも多いのですが、性格的にも病気的にも難しい子たちはなかなか新しい家族が見つからず、病院で預かる期間が長くなるうちに私の心を鷲掴みにしてしまうのです。そうして、我が家では常に10匹近くの犬猫と暮らしています。

動物たちを家族に迎え入れたものの、一筋縄ではいかないような問題が次々と起こり、問題解決のために悩み・考える事も多かったのですが、その経験から問題を抱える飼い主の方や動物たちの思いを深く理解し、解決への糸口を探す力を与えられました。動物たちとの暮らしはいろんな事がおこるけれども、笑顔になる事が多く、かけがえのない存在。恩返しをするため彼らと彼らの種族たちのために微力ながらも発信していけたらと思っております。

PROPERTY INFORMATION

物件情報

物件名称 LIFEED CREAL 広尾
所在地 東京都渋谷区恵比寿2-24-8
築年月 2022/03
賃料 ¥96,000 - ¥244,000
間取り 1R,1K,1LDK
交通 日比谷線「広尾」徒歩8分
山手線「恵比寿」徒歩11分
周辺施設 セブンイレブン(240m)
東京都立広尾病院(350m)
渋谷区立広尾公園(350m)
まいばすけっと(350m)
アトレ恵比寿(950m)
有栖川宮記念公園(800m)
ナショナル麻布スーパーマーケット(850m)
恵比寿ガーデンプレイス(1.0km)
外観の写真

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