ペット可を超えたペット共生マンションとして展開するLIFEED。特に、獣医師監修のもと猫の健康に配慮した付帯サービスが充実しています。今回はLIFEEDのプロデュースにあたって、監修でご協力いただいた白岩千鶴子先生に猫との共生について伺いました。
あなたの愛猫は幸せに暮らしていますか?
アニコム損害保険株式会社の調査で「99.7%の人が猫と暮らし始めて幸福度が高まった」※1という報告があります。猫と暮らす方々にとって、愛猫の存在が幸せをもたらしてくれているのはまごうことなき事実かと思います。しかし、我々人間は愛猫にとって幸せで住みやすい環境をつくることができているでしょうか。自信をもってYESと答えられる方もいれば、少し後ろめたく感じることがあったり、自分は大丈夫だろうかと不安になる方もいるかもしれません。
※1 アニコム損保『猫を飼うと、99%幸せになれる!? 猫の生活実態調査「nekokusei調査」、結果公表!』
見捨てられ、保護される猫たちが後を絶えないという現実
環境省が発表した「犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容並びに処分の状況」※2によると令和3年度に保護された猫は4万頭以上にのぼり、うち飼い続けることができないからと飼い主からの依頼で引き取られ保護された猫だけで全体の約1/4を占めています。譲渡などで新しい家族を見つけることができた猫も多数いますが、殺処分されてしまった猫は全体の1/3、約1.3万頭でした。新型コロナウイルスの感染拡大により、癒しを求めてペット需要が高まっていますが、中には、ペットの生涯に対する責任を負う覚悟なく迎え入れてしまう飼い主さんもいらっしゃるように感じます。ペットショップで価格の高い猫を買ったので治療費は残っていませんと飼い主様に言われてしまったり、衝動的に飼ってしまったが猫アレルギーがあるので手放したい、在宅勤務なのに仕事の邪魔をされて困るがどうしたらよいかといった身勝手なケースに今まで何度も遭遇してきました。
猫は犬のように散歩をしなくてもよいし、定期的なシャンプーやトリミングの必要もないため、お手入れが楽で、さらに猫の年間飼育費用は犬の約半分※3とも言われており、犬と比較して飼いやすいように感じられることも、近年の猫人気に拍車をかけている要因の1つかもしれません。しかし、猫にとっては、ただ遊んでいる・コミュニケーションの一環からの行動だったとしても、飼い主にとって困る場面に遭遇することもあります。
たとえば、在宅勤務中にPCに乗って邪魔をしてきたり、PCを強制終了させてしまったり、鳴いて仕事の邪魔をしてくることもあるでしょう。在宅勤務などに関係なく、それ以外にも、部屋に毛が舞ってしまい掃除が大変であったり、コードを嚙みちぎったり、壁で爪とぎをしたため壁がボロボロになってしまった、はたまた、縄張りを主張するために部屋でスプレー行為をしてしまい、部屋中が臭いといった問題が起きることも。
こういった問題・課題を解決するためにも“人も猫と双方が幸福で快適な生活をする”ための方法を考えてから、猫をお迎えする必要があるのではないでしょうか。
※2 環境省統計資料『犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況』
※3 アニコム損保【2021年最新版】『犬・猫の飼育費用を大発表!』
愛猫と幸福で快適な暮らしを
人間にとって、少しイライラを感じてしまうような愛猫の行動も、猫の習性・特性を理解し、ちょっとした工夫をすることで、お互いが快適な暮らしを送れるようになります。
たとえば、在宅勤務中に邪魔をしてくる愛猫の対策として、インターネット等で話題になったのはPC横に小さめのかごを置くということ。それまで邪魔をしていた猫がかごにはいってウトウト。邪魔をされることもなくなり、仕事で一息つきたい時にふと顔を上げた瞬間、愛猫の姿が眼に入るのは癒される光景になること間違いなしでしょう。コードを噛んだり壁での爪とぎも、カバーをつけたり、あえて爪とぎをする場所に専用の爪とぎを設置してあげることで、猫にとってもストレスの少ない生活を叶えることができます。
人が愛猫に癒されることばかりを期待するのではなく、愛猫にとっても幸福で快適な暮らしを実現できるように、動物福祉の観点からも、努力をすることが真の共生ではないでしょうか。我々が家のインテリアを考えるときに落ち着く空間をつくろうとしようするのと同じように、愛猫のためにも上下運動が出来るようにキャットウォークを設けてあげたり、窓から外をみられるようにしてあげたり、隠れる場所のある空間を用意してあげるなど猫のためにも考えてあげられるといいですよね。
もっと猫と幸せに暮らせるペット共生マンションLIFEED
LIFEEDを運営しているのは「人とペットが幸せに暮らせる社会をつくる」ことを目指しているA‘alda Japanです。我々は一般の不動産会社ではなく、ペットと共に暮らすことを何よりも考えています。LIFEEDはただのペット可マンションではなく、ペットと幸せに生きていくことを考え、様々な付帯サービスを用意しているマンションシリーズです。特に第一号として展開するLIFEED CREAL 広尾では、入居者の皆様と愛猫との幸せな生活を考え、猫専用マンションとしてプロデュースしました。一般的にあるペット可やペット向け設備のついているマンションと違って、設備そのものの暮らしやすさだけではなく、毎年の健康診断や毎月の訪問診療など、皆様と愛猫との生活に寄り添うサービスを特典として付帯しております。常に入居者様の声に耳を傾け、より皆様と愛猫が暮らしやすい家を目指して進化を続けてまいります。
LIFEEDは産声を上げたばかりの新しいマンションシリーズです。皆さんの声をもとにこれからも進化し、動物と人間の双方にとって住みよい世界を目指していきます。