外の世界は危険がいっぱい
動物病院やお店、電信柱など街中で、迷いネコのチラシやペット探偵の広告を見かけたことがあると思います。愛猫が迷子になってしまうのは特別な事ではなく、どのお宅でも起こりうることです。猫には帰巣本能があるし、ちょっと外に出たくらいで大袈裟だと思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、猫が外に出てしまうことで多くの危険に遭遇してしまう可能性は大いにあります。例えば、交通事故、エイズ、白血病、ネココロナウイルス、カリシウイルス・ヘルペスウイルスといったネコ風邪のウイルスなどの感染症への罹患、毒性のある植物や寄生虫感染症の原因となる蛇やカエルなどを食べてしまう等があげられます。また、待っていたら帰ってくるのではと思い、捜索が遅れることにより所有者不明で殺処分されてしまうことも。さらに、外に出た迷い猫が他の人の敷地に糞尿をしたことで、虐待に発展したケースもありました。そのような事がないよう猫が外に出てしまう原因を知り、外に出ないよう最善の注意を払う必要があります。
なぜ、猫は外に出てしまうのでしょう
愛猫が外に出てしまう理由は様々ですが主に以下の原因が考えられます。
・ご家族の方の不注意で窓や玄関、ベランダの扉が開け放されていた
・鳥や虫などを追いかけて
・発情期
・来客や同去猫との不仲などのストレス
・災害時など建物の倒壊で予期せぬ出口があいてしまった
網戸が破れていたり、窓や網戸が簡単に開いてしまうと、もちろんそこから猫が外に出てしまう可能性がありますし、内扉などがない場合は、ご家族の出入りで玄関を開けた際に出てしまうことがあります。すぐ閉めれば大丈夫とおもっていても、猫は俊敏なので一瞬で飛び出してしまう可能性があります。いつもはベランダから外に出ないので日常的に出していたら、愛猫が鳥を追いかけて高層階のベランダから飛びだし、命を落としてしまったというケースもありました。避妊去勢手術を受けていない猫は、発情期に外から入ってくる他の猫の声やにおいにつられて外に出てしまうことがあります。声や足音の大きな来客は、猫にとっては大きなストレスとあり、逃げ出すために、外に出ていってしまう可能性もあります。更に、レアケースではありますが災害時に建物の倒壊などで予期せぬ出口があいてしまっていて避難時に置いて行かれた猫が外に出てしまうことがあります。
外に出ないための対策をたてましょう
外に出てしまったときのために、首輪に連絡先を記載したり、GPS付の首輪をつける対策をしているご家族も多いようです。そういった対策で愛猫が迷子になったときに家に帰ってこられる可能性は高くなりますが、交通事故にあってしまう可能性はあります。無事戻ってきてくれたとしても、外で感染症に罹患してしまっている可能性は残ります。そもそも愛猫が外に出てしまわないよう、しっかりと対策を講じる必要があります。
猫が最も外へ出やすいルートはご家族の出入りする玄関ですので、外に出てしまわないよう内扉があれば安心。しかし、ワンルームなどでは部屋が狭くなるため内扉がついていない物件がほとんどです。猫の脱走防止用フェンスを取り付ければ安心ですが、犬用と違って猫用のフェンスは背が高いフェンスを取り付ける必要があるので、ご自身で安全に取り付けるのは大変です。引越しをする際に不要になった場合の処分も面倒です。ドアだけでなく、窓や網戸が開きやすくなっていないかもチェックし、どこか意図せぬ脱出ルートができてしまっていないか確認しましょう。出入りの際にドアを開け放したままにしないなど、ご家族の中で意識を合わせることも大切です。
LIFEEDなら内扉があるので安心!
LIFEED CREAL 広尾は猫と愛猫家のための安全を考慮して設計されております。ワンルームタイプを含む全ての部屋に内扉を設置しているので愛猫が玄関から急に飛び出すなどの事態を防ぐことができます。万が一、不注意などで玄関から出てしまったとしても、内廊下から外へも扉があるため※、直接道路に飛び出してしまう前に捕まえることができます。LIFEED CREAL 広尾にはベランダがないのでベランダからの脱出の不安もありません。また、入居の条件として避妊去勢をお願いしているので発情期に外に出てしまうことも防げますし、発情期周囲のお宅の愛猫に影響を受ける心配もありません。
大切な愛猫が居なくなってしまうのはご家族にとって一大事。LIFEEDでは入居者の皆様をそのような悲しい出来事からできる限りお守りできればと願っております。
※通常は内廊下に愛猫を出す行為はご遠慮いただいております。